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神戸在住。

と、いうコミックもありますね。
神戸市須磨区で生を受けて以来、ずっと神戸在住である。もっとも育ったのは
市内だが北の方なので、厳密に「神戸っ子」かというと少し面映い気もする。ま
あ市民は市民である。

今日、神戸は震災から12年目を迎えるが、震災より1ヶ月目の新聞のアンケー
トで市民の9割近くがやっぱり神戸に住みたいという結果が出ていた。あれだけ
ひどい目に遭いながらである。その理由は何であろうか?
いろんな意見を見たり聞いたりしたなかで、成る程なと思ったのは意外と「ご近
所付き合い」が濃いというところ。つまり言い方は悪いが神戸は適度に「田舎」
なのである。しかし、このことが震災時、隣近所で多くの命を救った原動力にな
った。新しい物好きでおっちょこちょいだが、古い人情も廃れていない。そんな、
わりと保守的なところもあるのが「神戸っ子気質」なのである。

また、政令指定150万都市でありながら、山と海とに挟まれ東西に細長い市街
地に多くの人が暮らしていて、街を歩いているとひょっこり知り合いに出会った
りもする、適度な街の大きさ。穏やかな気候。交通の至便さ。もちろんマスコミ
等で宣伝されるファッション、観光面の良さもあるがそれだけではなく、いわゆ
る「かゆいところに手の届く」サイズの街なところが魅力なのである。そんな美
しく住みよい街に住んでいるという誇りが冒頭のアンケート結果や、神戸市民
の「神戸市民である」ことに対する、ある種、スノビッシュなまでのステータス意
識に繋がるのではと思う。

12年を経て、空港もでき、人口も港の荷扱い量も回復し、街並みも傷跡は殆ど
見られなくなったが細かいレベルで見るとまだまだ道半ば・・。今後、どう変わっ
ていくのか見守りつつ、この街にいつまでも住んでいたいと思う。

最後に作家、陳舜臣氏が神戸新聞に震災1週間目に寄稿された「神戸よ」とい
う文章の末節を引用させていただきたい。
「神戸市民の皆様、神戸は亡びない。新しい神戸は、一部の人が夢みた神戸
 ではないかもしれない。しかし、もっとかがやかしいまちであるはずだ。人間ら
 しい、あたたかみのあるまち。自然が溢れ、ゆっくり流れおりる美わしの神戸
 よ。そんな神戸を、私たちは胸に抱きしめる。」

5時46分は雨の予報。涙雨であろうか・・・。合掌。


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